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chaconnee

20150626

ご縁を頂き名古屋に洋服のお店を作らさせていただきました。

オーナーの姿勢、素材(糸)を重視した服。

この場所を選んだ理由、近隣のお店との関連性。

お聞きした事を巡らせるとあまり作り込まずオーナーの思いの中枢が

現れたらそれでいいと思いました。

写真ではまだ洋服は入っていませんが、夕暮れ近くに工事が仕上がり、それから

家具をセットし照明の向きを検討して最後にオーナーに座ってもらいました。

この度は店舗ですが住宅についても家の佇まい、玄関の顔は住まう人を表します。

なにも作品を作っているわけでもないのですが土地と住まう人の背景が混ざり

街並に心地よさを出してくれたらといつも思うのです。

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カルロ・スカルパ

イタリアの建築家カルロ・スカルパ(1906〜78)

その仕事をいつか現地で体感したいと長い間焦がれながら、いきおい行ってきた。

ベネチア空港に降り立ち、ヴェローナにあるカステルヴェッキオへ

14世紀に造られた城を美術館に改修したもので、スカルパが着手する以前に2度改修されているが

成果のない内容だったらしく1958年、6年の歳月をかけ現存の形、観覧経路になった。

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跳ね上橋から城内中庭へ。

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西塔と東塔の間にある騎馬像

午前中は一度退館して夕方に再入館。

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大理石と鉄とコンクリートと光。

素材の使い方。視覚効果。試行をかさねた仕事に心酔。

 

ブリオン・ヴェガ墓地   サン・ヴィート

ラジオの修理工から一代で電機メーカーブリオン・ヴェガ社を築いたジュゼッペ・ブリオンの死を弔い

婦人が1969年にスカルパに依頼。

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最寄りの駅をうっかり降り忘れ時間配分もあり結局タクシーで移動。

バスや徒歩で行くはずのたどり着いた感も味わえず。

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すべてが精緻で宇宙的。

未熟な自分はひとまわりしただけでお腹いっぱい。

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クエリーニ・スタンパリア財団美術館

財団の会長がスカルパに1Fと庭の改修依頼。

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門の向こうの水路にゴンドラがすり抜ける。

 

 

オリベッティーの店(1958)

タイプライターでイタリアを代表する企業だったオリベッティーがスカルパに依頼したショウルーム。

1997年に同社の凋落とともに手放され土産物店として使われていたが

2011年に環境遺産として修復。昔のタイプライターもそのままに。

2回訪れたが、時間が合わず閉店状態、ガラスに張り付いて中を覗き込むばかり。

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スカルパオンリーで濃い旅でした。スカルパ自身、日本建築好きで何度も来日。

最後は仙台で客死。

体に染み込んだものが少しでも仕事に染み出ればと思うのでした。

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ホドロフスキー

新聞記事に敬愛する松岡正剛氏(編集工学研究所所長)がある映画監督について記載していた。

内容はアレハンドロ・ホドロフスキー監督(85)の今年公開の作品(自伝的作品)についての感想だった。

(僕の中では前衛的な監督でジョン・レノンが絶賛してたといったくらいの感じ)

いつも冷静な論評なのに、ぶったまげた感じがありありと伝わってきて

神戸で上映中ということでそのまま向った。

上映開始から20分程は胃を掴まれたような厭な感じで始まり

中盤になると確かにぶったまげな連続で、予想など立たない発想

終盤につれ説明出来ない不思議な感覚になった。松岡氏の言葉を借りれば

『なにより心が攫われた』と書いてます。う〜ん確かにそう

これを観られて幸せです。

20140916

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手の跡

20140317

 

井原市の田中美術館で開催されている大平實展

副題が『砂漠からの風』とあるとおり作品の背景には乾いた空気

が感じられ言葉ではなく体と手の感覚で削りだした原始な発信。

高さ約4mもある作品の周りを何回となく歩き微妙なラインに感動

するのでした。

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ナナフシ

早朝、草取りをしていると濡縁の上に小枝が落ちていると思いきや

ナナフシモドキがへばりついている。

手に取ってみると『僕はゆらゆらと風に吹かれている小枝ですっ』と

ばれてはいないかもと熱演する彼は捕食されるかもしれない恐怖もあいまって

動きがガチガチだ。鳥とか外敵に食べられないように小枝に模してますが、

彼は観察する力と強い意志で変化したんだな。

しかしボディーラインが究極にストイックで人間は体の特徴で性格も分かるという

が彼の場合は・・と妄想は続く。